月に2回、市内の保育園でこどもヨーガのクラスをさせてもらっています。

4歳児と5歳児のクラスなので、みんなとてもおしゃべりでにぎやかです。

ヨーガが始まる前も、もちろんワイワイ騒いでいます。

「今日、朝ごはんの時お父さんがおならしたー!」「ギャハハ!」と一斉に笑う園児たちと一緒に笑いながらも、全体の雰囲気や、今日のみんなの体調や元気度を観察させてもらい、頭の中でプログラムを微調整したりしています。なので、私にとってこのおしゃべりタイムは、実は貴重な情報収集の場なのです。

先日のおしゃべりタイムのとき、なにかの話の流れで(←覚えてない笑)

「俺は日本人だー!」とA君が言いました。

「俺もだし!」とB君。

「俺なんか、地球人だしー!」と目立ちたがりのC君。

「へ~、そうなんだあ。でもうたちゃんは知ってるんだよね~」

もったいぶって言うと3人が私のほうに振り向きました。

グフフ。。

「みんなはねえ、宇宙人なんだよ」

次の瞬間、クラス中に

ギャアアアアアアアアアアア!!!!

と悲鳴が鳴り響きました。(笑)

「えええーー!宇宙人だってー!」「きゃーーー!」・・

・・みんな自分の立ち位置を違った角度から見るの、初めてなのかな?

「みんなだけじゃないよ、うたちゃんも、お父さんもお母さんも、

この地球で生きている人たちはみんな大きな大きな宇宙のなかの、小さな地球に住んでいるんだよ。

だから宇宙人だし、地球人だし、日本人なんだよ。すごいよねえ。

同じ人なのに、見方が変わると呼び方も変わるのも、面白いよねえ。」

「ほんとー!面白い!なんかヘン!」

あちこちでひゃあひゃあ言い合って笑っています。

本当に、何気ない会話から思いがけない展開になり、いつも想像の斜め上を行くから

こどもヨーガって楽しい。

ひとしきり騒いだあと、プログラムを宇宙旅行に変更し、みんなにロケットに乗ってもらったのは言うまでもありません。